It is backstage though loving doesn't stop.
数日後に、大豆の刈り取りを行います。
思えば、今年の坪大豆出発点は、SPT第3回公演【小指の思い出】の稽古と同じ足跡を踏んだ。
そして、公演に遅れること、数か月、この土の中からホイと顔を出した赤いお化粧をした、大豆の葉は、暑い夏の疲れを残し、大きな実を越してくれた。収穫前の大豆の葉は、夏の繁った光合成エネを味方にしたそれとは形を変え、子孫となる実に栄養を与え、歳をとり英雄となった。一年の終わりに歳を重ねた葉をみると、毎年胸が熱くなる。大豆はさておき・・。
植物の親となる葉は、太陽という、光エネにより、熱を作り、二酸化炭素を引き込み、体を冷やす水と酸素を大気に送る。光合成、・・葉は光合成と言う化学反応を常におこない。最後は、大きな実をつけ、自身はボロボロになる。
天候と言う、自然には、農家はとうてい太刀打ちできないが、
大きな実をつける、つまり自身の子の為、いつも化学反応で苦しむ葉の応援の為、土作りが急務。
昨日、仕事はんどんし佐賀県農業大学校で、行われた有機農業塾に参加しました。
葉の応援の為、土づくり、つまりEM菌堆肥散布・米ぬか散布、魚粉、骨粉散布などなど、色々やってきたが、・・・今、自身の土のphさえ測定してない自身にきずく、足りないものを足りるとこまで補えばよい、有機肥料でもなんでもかんでも・・初心を忘れていました。
まず土の顔をじっくり眺める。
1時間半の講習でしたが、いい指導者との出会いに「目からうろこ」状態のまま、先輩農家との語らいも有意義で、今後の農の創作にいい響きを与えてもらいました。
TPP問題のさなか、有機農業こそが、日本作物の・・・。ピンチはチャンスという言葉に匹敵。
有機農とは、毎日が創作。創造。
またくる春に、今年の米作りの失敗を胸に、志を強くした。
とともに、時間もゆっくりできない。あれこれあれこれ、あれこれあれこれ。
いそがしい坪でも心はオレンジ(なんとなくタイトルに持ってきました・・(笑))
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