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94cd9922.jpg 一昨日、稽古場で、本物遊眠社小指・・見ました。元劇団で見て以来十数年ぶりだ。初期三部作「半神」は、持参しているので昔ことあるごとに見てましたが・・。
 「小指・・」は、初めて生で見た野田作品20数年前・・、主役上杉祥三の飛び散る汗と動き野田秀樹の軽妙な台詞まわし・・段田の存在感、竹下明子の無邪気さ、松浦さんのいつものクサさなどなど、今回稽古進むにつれてほとんど場面思い出した。20年前の観劇・・十数年前の録画鑑賞なのに・・。それほどあの頃の演劇、遊眠社・・第3舞台が好きだった。だから・・。遊眠社は遊眠社・・。僕の中では・・。カッコいい確固たるものがあった。みたいな・・。だから・・演出補たる意見たまに求められる時、非常に困った。遊眠社じゃなければよかったのになんて思ったりもした。
 主役上杉祥三、奥さんは当時ライバル?第3舞台の看板女優長野里美の旦那である。上杉さんは、舞台では、遊眠社の看板俳優だったのに、テレビ映画では、段田さん、羽場さん、佐戸井さん、田山さんより遅れをとった。テレビ役者は、リアリティ、会話に対し、遊眠社看板俳優はテレビでも独特な台詞の言い回し、それは遊眠社そのものだった。
 貞島さんは、それをすべて他の役者との会話にし動きにかえられた。上杉のスピードと汗に対し、貞島さんは、他の役者さんとの掛け合いを大事にされた。はじめは、棒読みみたいな感じだった、それが他の役者さんが少しずつキャラが出来、かけあいがはじまると貞島さんは「待ってました」と如く、はじけられた。三年間の御苦労と、一つの物語をひっぱる意識が演技に・・。練習から本番へと・・袖で拝見させていただき感動した。
 僕元劇団で「最初の公演前」に団内試演が行われた。実はこれが僕の初舞台、それを元劇団の元団員さんが見てて、「上杉意識しとろう、・・」と言われたこと鮮明に覚えています。それ以来、台本読み、まずキャラ作りをした、・・・ことのほか絡み辛いって言われた。わき役の時はいいが、主役は、相手の台詞さえもたててあげる。だから今回僕は、貞島さんの演技に深く感動した。
 
 昔、公演が終わると、一週間は、電話反省会、のみ反省会・・だめだし続いた。昔・・。
公演一週間前は、役者は舞台のお手伝い、主にペンキぬり、小道具制作が続いた。
終わってからは、バラシのお手伝い・・だからその後の一週間は、ずっとずっとダメだし反省会・・これが一番楽しかったりした。思い出はことかかない。思い出背おったり、背負わせられたり、軽かったり、重かったり・・。

遊眠社のスピード、これは台詞であって会話になってない、パフォーマンスなんて、昔反野田派から言われたり・・。
その人は、SPTの小指の方を支持してくれると・・。確固たる自信。

もし、受付していたら、貞島さんの終わりの挨拶の時、「貞島さんーーーーお疲れ様」って客席最後尾で大声をかけてやりたかった。

まだまだいろんな役者さんについてお話したい。
一次会、二次会、三次会じゃものたりない坪でした。

引き出しを沢山つくらなければ、いろんな舞台を見て、先輩たちに早く追いつきたい・・。

それと今日から、副島さん・福田さん主演(笑)悪人はじまりますね。見なくちゃ~~~^^

よぉーし、あとは、ミクシーで御二人のこと宣伝・宣伝・・(笑)
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