It is backstage though loving doesn't stop.
昨日は、ミクシーのメッセージ・携帯メール・PCメールと沢山の「おめでと・・」をいただき「ありがとうございます」
親父の歳を追い抜いてしまいました。
九州男児を絵に描いたような父で、自分の今とは、何もかもがかけ離れている。小さなころ、野球は好きになっても巨人だけはダメだぞという約束のもと、買ってもらったゼットのグラブ、中学野球最後の公式戦の夜、そっとグラブを丁寧に磨いてくれた父の姿、・・その夜、ずっと反抗してきた父の期待に答えたくて寝れなかった。
先週の土・日、我が家でも田植えを行いました。
妹婿と友人が手伝いにきてくれました。
朝4時起床で朝日とともに田んぼに規則的に苗が植えられていく。先の世代の人は、馬で田をおこし、手で稲を植えていた。それを思うと気が遠くなる(笑)
それが今では冷暖房完備のトラクターでただ座っているだけでドンドン苗が植えられる田植え機、わすが何十年だけど、それ以前の親父・爺さん、ひぃ爺さんの世代はみんな自力で田を守ってきた。
それは農だけじゃ勿論ないけどね。
でも農も時代にもれず低コストの大合唱、金を積んだ快適なトラクターからいい土が生まれるか?
ぼぉーと前を眺めず土に刻まれたマーカーだけを見つめる目に映るものは、新政権下でコロコロかわる農政補助金の行方。
低コストに豪華な乗り物・・。そして大量生産。矛盾だらけの農業。
これから何が出来るか・・先輩諸氏と語らいの1週間でもあった。(そんな中・・木曜の田んぼの岸が少しくずれ夜8時過ぎまで悪戦苦闘、木曜夜、SPTの大事な練習すみません。)
語らいは熱をももって、日曜は点滴のお世話に・・。(原因はずっと働きづめだったよりも、田植え後に嘉瀬川の河川敷で300本の猛ノック友人からうけた・・(笑))
とにかく親父が繋いだくれた土に優しく触れることは、今の自分にとっての一番の安心かも。
余談:
名牝イットーは、秋のクラシック前の大事なレース単勝50%以上を超える支持をうけライバル、キショウローレルが最終コーナー左前脚を骨折・転倒し、直後に位置していたイットーはこのあおりを受け、右後脚を7針縫う裂傷を負った。
その後、イットーは、そのあおりの影響でレースで馬を怖がり続けた。
友人は、その時のことを、当たり屋ローレル、臆病イットーって・・・言っていたような。
名付け親の尾上菊五郎は、「一生に一頭という馬に巡り会ったら、イットーと名付けるように・・」と調教師に言ってたと聞く、生まれる前からその良血に期待され、そのあとも、その気品さに人々の心をうったイットー、・・でも現役最後までその勲章(G1)は・・なかった。
でも親が果たせない夢を一番子トップレディがG1を制覇し、
三番子も母イットー以上に期待を集め、新馬戦なのに、100人以上の報道陣が殺到したと聞く。
結果は、7馬身ぶっちぎる大楽勝。
その後も、逃げる戦法でファンを沸かした。母イットーが怖がりになり、その子が、おお逃げの戦法でファンを沸かす。
伝説の一族、母イットーより受け継がれし、素晴らしい血、・・。
華麗なる一族と呼ばれし伝説の三番子 【ハギノカムイオー】の唯一制覇した冠、レコード7馬身圧勝した
宝塚記念、明日発走ですね^^
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無題
日頃土に触れたり土の上を歩いたりすることの少ない私ですが、すっかり坪丸さんのまっすぐな文章のファンになっています。
おかげでほんのちょっとだけ季節の感じ方が変わってきたように思います。ご苦労も喜びもリアルに伝わってきます。
お体お大事に♪
おかげでほんのちょっとだけ季節の感じ方が変わってきたように思います。ご苦労も喜びもリアルに伝わってきます。
お体お大事に♪